Automation for Jira - アプリケーションが無効化されているために一部の Jira 課題でルールがトリガーされない

要約

一部の Jira 課題で自動化ルールがトリガーされない (Jira 課題がランダムにスキップされる)。

たとえば、課題が新規作成されたときにトリガーされるよう設定された自動化ルールがあるとします。この自動化ルールの監査ログを確認すると、自動化によってスキップされた課題についてのエントリがログにないことがわかります。

診断

• Jira が少なくとも 2 つのノードのクラスターで実行されています。

• 自動化ルールでスキップされたすべての課題が同一の「正常でない」ノード上で作成されています。

• 各ノードでスレッド ダンプを生成すると、次のことが確認できる

  • "正常な" ノード (課題がスキップされないノード) では、すべての A4J スレッドが利用可能です。

    

  • "正常ではない" ノード (課題がスキップされるノード) では、すべての A4J スレッドが欠如しています。

• 「正常でない」ノードに直接ログインして ⚙ > [アプリの管理] > [アプリ管理] ページに移動すると、Automation for Jira アプリがその特定のノードでは無効になっているが、他のノードでは有効になっていることがわかります。

• ノードによって生成されたサポート zip でも同じことを確認できます。

  • "正常な" ノードでは、A4J が有効化されています。

    1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 <plugin> <key>com.codebarrel.addons.automation</key> <name>Automation for Jira</name> <version>8.0.0</version> <vendor>Atlassian</vendor> <status>ENABLED</status> <vendor-url>https://atlassian.com/</vendor-url> <framework-version>2</framework-version> <bundled>User installed</bundled> </plugin>

  • "正常でない" ノードでは、A4J が無効化されています。

    1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 <plugin> <key>com.codebarrel.addons.automation</key> <name>Automation for Jira</name> <version>8.0.0</version> <vendor>Atlassian</vendor> <status>DISABLED</status> <vendor-url>https://atlassian.com/</vendor-url> <framework-version>2</framework-version> <bundled>User installed</bundled> </plugin>

原因

一部の Jira 課題が自動化ルールによってスキップされる理由は、A4J が特定のノードで無効になっていて、スキップされた課題がそのノードで作成/更新されたためです。その特定のノードで A4J が無効になっている正確な理由は不明です。ノードの Jira の起動時に競合条件が発生したため、A4J アプリが適切に有効化されなかった可能性があります。

ソリューション

解決策は、正常でない Jira ノードを再起動してアドオンを再初期化し、このノードで再びアドオンを有効化することです。

場合によっては、ノードの再起動中に A4J が適切に有効化されない可能性があることにご注意ください。そのような場合は、サポート チームがアプリを有効化できない理由を調査できるように、サポート ポータルでアトラシアン サポートに対してサポート チケットを登録してください。