ルールを最適化する
プラットフォームの注記: Cloud のみ - この記事は、 クラウド プラットフォーム上のアトラシアン製品にのみ適用されます。
要約
この KB では、自動化ルールを最適化するために注意すべきさまざまな要素について説明します。
ソリューション
管理性のベスト プラクティスを最適化する
ルールを作成する際は、事前に計画を立てておくと、絶対に必要なルールや、条件を使用してルールを組み合わせることのできる箇所を把握できます。ワークフローと、そこで実行させたいアクションから着手して、その後、各アクションのトリガーになる内容とタイミングにさかのぼっていきます。たとえば、課題に対するカスタマーのフィードバック コメントすべてにメールを送信するか、優先度の高い課題に関するメールのみに返信するかなどを検討します。
自動化ルールは、ビジネスと業務の各プロセスの効率性を上げて連携できるようにします。自動化ルールの確認は、ビジネスと業務の各プロセスの確認と同時に行ってください。
パフォーマンスを最適化する
ルールを特定のプロジェクトのみに制限します。できるだけ多くのルールをグローバル ルールからプロジェクト ルールに変換します。一致するルールがないプロジェクトのイベントはすべて除外されます。その結果、実行キューに並ぶルールの数が減少します。
ルールを組み合わせます。たとえば、現在のルールで分岐するルールがあり、その下で条件とアクションを実行するようにします。
実行中のアクションをできるだけ早く見つけ出すようにします。ルールがいつ実行されるかを具体的に考えます。たとえば「フィールド値の変更」は「課題の更新」よりもはるかに無駄がなく、特定の操作に制限するのに最適です。
比較条件はルールのできるだけ早い段階で使用します。ルールの始めに比較条件をチェーン化して、対応が不要なすべての課題をできる限り早く除外することが理想です。
処理量の多いチェックが必要な場合は、できるだけ後ろ倒ししてください。JQL 条件は比較条件を実行するよりも処理量が多くなります。たとえば、ステータスが「Done」かどうかをチェックするには、
{{issue.status.name}}
が「Done」であるかどうかの比較よりも処理量が多くなります。できるだけ使用を避けるか、連結条件の後半で使用するようにしてください。ブランチ ルールは絶対に必要な場合のみ使用します。たとえば「現在の課題向け」のブランチ ルールは新しいプロセスを生み出します。上記のようにルールを組み合わせる場合は良いオプションですが、目的を果たさない場合は処理の妨げとなります。
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