Automation For Jira - JSM バックログに関するメールを毎日送信するルールを作成する

要約

この記事では、[課題を検索] アクションと [変数を作成] アクション (バージョン 9.0.1 以降の Automation for Jira で利用可能) によって自動化ルールを作成する方法について説明します。このルールでは、サービス管理プロジェクトからのさまざまな課題のリストを含むメールを送信して、管理者がキューの状態を監視できるようにします。

この記事で提供されている自動化ルールを使用すると、次のリストが生成されます。

• オープンな課題のリスト

• 未割り当ての課題のリスト

• カスタマーからの回答待ちの課題のリスト

• サポートからの回答待ちの課題のリスト

ソリューション

ルール設定の詳細

ルールは次のように設定する必要があります。

• 次の設定を使用して [スケジュール時] トリガーを追加します。

  • 頻度: 1 日 1 回

  • [課題を提供せずに単に条件とアクションを実行] オプションを選択します。

• 次の JQL クエリを使用して [課題を検索] アクションを追加します (注意: <JSM_PROJECT_KEY> を JSM プロジェクトのキーに置き換えてください)。

  • project = <JSM_PROJECT_KEY> AND resolution = Unresolved ORDER BY "Time to resolution" ASC

• 次のパラメーターを使用して [変数を作成] アクションを追加します。

  • 変数名: OpenedIssues

  • スマート値:

• 次の JQL クエリを使用して [課題を検索] アクションを追加します (<JSM_PROJECT_KEY> を JSM プロジェクトのキーに置き換えてください)。

  • project = <JSM_PROJECT_KEY> AND assignee is EMPTY AND resolution = Unresolved ORDER BY "Time to resolution" ASC

• 次のパラメーターを使用して [変数を作成] アクションを追加します。

  • 変数名: UnassignedIssues

  • スマート値:

    1 {{#lookupIssues}}<tr><td><a href="{{url}}">{{key}}</a></td><td><a href="{{url}}">{{summary}}</a></td><td><em>{{assignee.displayName}}</em></td></tr>{{/}}

• 次の JQL クエリを使用して [課題を検索] アクションを追加します (<JSM_PROJECT_KEY> を JSM プロジェクトのキーに置き換えてください)。

  • project = <JSM_PROJECT_KEY> AND status = "Waiting for support" AND resolution = Unresolved ORDER BY "Time to resolution" ASC

• 次のパラメーターを使用して [変数を作成] アクションを追加します。

  • 変数名: IssuesWaitingForSupport

  • スマート値:

    1 {{#lookupIssues}}<tr><td><a href="{{url}}">{{key}}</a></td><td><a href="{{url}}">{{summary}}</a></td><td><em>{{assignee.displayName}}</em></td></tr>{{/}}

• 次の JQL クエリを使用して [課題を検索] アクションを追加します (<JSM_PROJECT_KEY> を JSM プロジェクトのキーに置き換えてください)。

  • project = <JSM_PROJECT_KEY> AND status = "Waiting for customer" AND resolution = Unresolved ORDER BY "Time to resolution" ASC

• 次のパラメーターを使用して [変数を作成] アクションを追加します。

  • 変数名: IssuesWaitingForCustomer

  • スマート値:

    1 {{#lookupIssues}}<tr><td><a href="{{url}}">{{key}}</a></td><td><a href="{{url}}">{{summary}}</a></td><td><em>{{assignee.displayName}}</em></td></tr>{{/}}

• 次のパラメーターを使用して [メールを送信] アクションを追加します。

  • [その他のオプション] で、[改行を HTML 改行に変換] オプションをオフにします。

• 宛先: 任意の受信者 (ユーザーのグループ、メール アドレス...) を選択します。

  • 件名: JSM project - Daily report (JSM プロジェクト - 日々のレポート)

  • コンテンツ

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ルールのスクリーンショット:

このルールによって送信されるメールの例